一般向け/高校生向け楽しい化け学
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今日(日付変わってるから厳密には昨日)は、授業で工業高校に行ってきました。
(筆者は工業高校の教員免許取る予定です。)

工業教育法という授業なのですが、行ったらいきなり

先生「今日工業高校行くことになったから!時間がない早く早く!」

とダッシュで階段駆け下りていくのでこっちもダッシュで後を追う。

で、先生の車に乗り込み片道約40分の工業高校へ。
(その授業は学生が4人(!!)しか受けていないのでできる芸当!)

実習の授業を見せてもらったのですが、すごい!

実際にモノづくりをするわけですが、生徒が押しつけでやらされるのではなく自分で動いて作業をしていました。

学習者自らの創造性の観点で言うと大学工学部の授業よりもはるかに高度。

で、そこで教えておられる先生がすごい!熱い!

筆者らにも解説してもらったりしゃべってもらったりしたのだが・・・

「機械も電気も化学も・・・全部できないと一つの製品は作れない。私の大学の時の専門は電気。でも卒業してから全部独学で勉強した。大学でやってた時の専門をそのまま一生使おうと思うな(実際社会に出て大学頃の専門だけをずっとやるのは無理だ!)。」

と。

ぐぬぬぬ・・・先日MITで研究した経験のある大先生が筆者に語ってくれたことと内容的には同じじゃないか・・・

これが賢い人の行きつく究極域の考え・経験なのだろうか・・・


あとその先生は

「なんでもパーツを外注してはだめ。お金がかかる。試作品を作る時は開発者自ら金属曲げて溶接して作るというのが安いし製品を微調整しながら開発できるから、大学工学部生である君たちもそうなれる必要がある。化学が専門だからやらないというわけにはいかない。」

ともおっしゃった。

ごもっともです・・・

"多彩性"というか、いろんな事が出来るようになってはじめて社会貢献できる人間になれる、というように今考えています。


また、見たのは繊維科の実習だったのですが、バリバリ機械触って金属曲げて・・・と。

先生は

「繊維でも実際機織りするのはパートの人とか。ここで育てる繊維の技術者は、例えばその機織り機を作ったりするから思いっきり機械の知識が必要。だから繊維でも機械を教えているし、ここの生徒は(パートの人ではなく)そのような技術を持った人間に育て上げるのだ。」

と。

日本はモノ作りなくして成り立たない。

工業高校の負う役割は、とても大きいと感じました。


ちなみに・・・

もちろん90分間の講義でこの見学はムリ!
(移動だけで往復80分かかったし・・・)

その授業の後は昼休みなので、授業+昼休みの時間で行ってきた。

帰りは先生がコンビニで車を止めて「これで買って来。」と"なんだか高級な紙切れ"を渡してくれて学生は「わーい」と喜んで飯を買ってきて車の中で食べたという。

行き帰りの車の中ではいろんなことをしゃべって、これも良い経験になりました。

さらにちなみに・・・結局昼過ぎの授業には微妙に間に合わず、遅刻しました(笑)


今日は素晴らしい経験をしました。

工業高校について知れただけではなく、自分の勉強感・モチベーションにも大きな影響を及ぼされました。

こんな経験まず滅多にできないでしょう。

大学は本当に面白いです。

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