一般向け/高校生向け楽しい化け学
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今日(日付変わってるから厳密には昨日)、筆者が化け学教える塾生が増えました。

なんでも、文系だけどセンター理科は化学でやるとのこと。


「どうせ化学なんて受験以降まったく役に立たないと思っているでしょう」

と授業後問うてみると、「はい」と。

筆者は文系でも必要だと思います。

「例えば大人になって通訳さんになったとしよう。でも、化学が要るのですよ」

と言って、筆者の物理化学のテキスト(問題が英語で書いてある)を見せて、

「これ、英語で書いてあって難しいけど今日やった熱化学方程式の内容。もしあなたが通訳さんになったとき、今日の化学の授業の内容がわかっていればこの文章が訳せる。すなわち仕事が取れる。逆にわかっていなければ訳せない。この仕事はできない。結果できる仕事が減る。」

と、ちょっと具体的に焦らせてみた。

高校生はなかなか"勉強は意味無くない"という具体例を示されることが少ないと思う。

大抵親や先生にわけもわからず「勉強しろ」を連呼されるだけ。


もちろん上の例は、化学を将来の仕事と絡めた一例。

生活の中でも化学はいくらでも役に立つ。

例えば、界面活性剤;逆性せっけん等の意味がわかっている人はシャンプーとリンスを混ぜて一度に使うと意味がないことがわかる。
リンスインシャンプーの化学参照。)

化学が全くできない人は、もしかしたら混ぜて使って損をしてしまうかもしれない。

他にもエセ科学に騙されないために理科全般の知識が必要。

奇跡の水H4Oとか、運気の波動を増幅するナノ構造のパワーストーンとか、物質に記憶があるとか何とかのホメオパシーとか・・・・理科をちゃんと勉強してエセ科学から自分を守らなければならない。

あと同素体と同位体。

ほんとセンター頻出ですね。

もしも同位体と同素体を混同していたら、最近の原発のニュースの意味はかなり理解しがたいでしょう。

「放射性同位体?同位体って黒鉛とダイヤモンド?もしかして俺の鉛筆も危ないのかも!!」

とか思わないように!
(実際、"ヨウ素=危ない"のニュースでヨウ素が入ったうがい薬のイソジンが毒だと思ってバッシングした人がいる!!)


ちなみに化け学男の筆者は今経済学に入門してみたりしています。

この知識があればネズミ講とか、破産確実の金融商品とかから身を守れるかもしれない。
(あれ?ちょっと違う?(笑))

自分の専攻や将来の仕事に"関係ない"と思っている学問でも、より広範囲の能力を得るため、生活の中の危険から身を守るために必要だと思います。

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