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一般向け/高校生向け楽しい化け学
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3日前部屋の整理をしていると石灰石を見つけました。

これは筆者が小学生のとき、修学旅行で秋吉台に行って採ってきたものです。

というのも、化石拾いというプログラムで、石切り場のくず岩を割って石を採る。

これを塩酸に浸けると炭酸カルシウムである石灰石は二酸化炭素の発生を伴い表面が解けます。

すると石の表面に化石が浮かび上がるという仕組み。

秋吉台はカルスト大地であり、生物の遺骸の集まった石灰岩で構成されています。

よく出るのはフズリナの化石。

たまに腕足貝、まれにサンゴです。

フズリナは本当にどの石にも大量に含まれていて、石灰岩はまさにフズリナの山です。


これが筆者の石灰石



2011/2/25筆者撮影


拡大してみると



2011/2/25筆者撮影


直径数ミリの渦巻きみたいなものが見えますか?

これがフズリナです。

さっそく今日塾に持っていって生徒に見せてやりました。


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