一般向け/高校生向け楽しい化け学
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造幣局行って来ました。

「桜の通り抜け」なるイベントをしていたので。



造幣局の枝垂桜 2011/4/17 筆者撮影


とても色鮮やかで綺麗でした。

桜の桃色はアントシアニン類らしいですよ。
(『Anthocyanin Accumulation in Developing Petals of Cherry Plants』論文抄録参考)


ちなみに、日本で"化学工業"を一番最初に始めたのは造幣局らしいです。(1872年)

明治に入って日本が産業革命を起こすとき。

日本で初めて行われたその化学工業は硫酸の製造らしいです。

高校で習う現代の「接触法」ではなく「鉛室式」と呼ばれる古い製造法だったらしいです。

なぜ造幣局が硫酸を製造したかと言うと、作った硬貨を洗浄するのに硫酸が必要だったとか。


またその次、二番目に化学工業を起こしたのは大蔵省印刷所らしいです。(1880年)

それは水酸化ナトリウムの製造。

ちなみにこれも高校で習う「イオン交換膜法」ではなく「ルブランソーダ法」という昔の製造法だったそうです。

こっちは紙幣を作るためです。

というのも、紙幣には良質な紙が必要であり、それを作るためにはパルプと水酸化ナトリウム水溶液で煮る必要があったからとか。

日本の化学工業はお金の製造とともに始まったわけですね。

・・・・・っと、無機化学研究室の准教授が言ってました(笑)


◎ 参考

・ 筆者の大学の先生の有難いお話

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