一般向け/高校生向け楽しい化け学
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
筆者の彼女が水疱瘡(みずぼうそう)に罹ったらしい。
この手の感染症は大人になってから罹るとしんどい。
残念ながら筆者は医者でも薬剤師でもないので無力。
「お大事に~」と言うことしかできない。
さて、水疱瘡はあの特有のマメみたいなのができるのが特徴ですが、そいつの処置にフェノールC6H6OHと酸化亜鉛ZnOの混ぜ物を塗ったりするらしいです。
※ 筆者は専門家ではないため、ここに書く医薬品の情報を使用の参考にすることはできません。
「フェノール・亜鉛華リニメント」という塗り薬らしいです。
皮膚そう痒症、汗疹、じん麻疹、小児ストロフルス、虫さされに対する鎮痛・鎮痒・収れん・消炎剤とのこと。
フェノールは古くは石炭酸と呼ばれ、殺菌・防腐作用を持ち明治時代はコレラの対策に用いられました。
が、フェノールは毒性があるため現在はあまり使われないようですが。
◎ フェノール C6H6OH
Jmolで描画
この「フェノール・亜鉛華リニメント」は塗るとまずフェノールの防腐、消毒、鎮痒作用と酸化亜鉛の収れん作用(縮む作用)の効果を発揮し、さらにしばらくして水分が蒸発すると添加されているトラガント(ある種の樹木から採れる物質)の薄膜が残って皮膚をコーティングして保護してくれるとのこと。
一口で二度おいしい、うまいこと作られた薬ですね。
◎ 参考
PR
最新記事
(2018/09/23)
(2017/08/14)
(2017/03/07)
(2016/08/17)
(2016/05/05)
(2015/07/19)
(2015/04/11)
(2014/11/23)
(2014/08/03)
(2014/05/11)
カテゴリー
ブログ内検索