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一般向け/高校生向け楽しい化け学
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やっと気づいた「広く学ぶ大切さ」

ぜひ皆様にもできるだけ多くの学問に知識を持ってほしいです。

それが社会貢献できる、社会が求める人材になるための重要な要因であると筆者は考えました。

筆者は今期はやってやるぜ・・・!


先日、筆者が最も尊敬する准教授の先生と喋っていました。

筆者のその研究領域への熱い思いを語っていると、先生が言いました。

「君は視野が狭い。固執しすぎ。頑張っているのはわかるし情熱は良いと思うけど、もっと広い知識が必要。 しっかり考えよ。もっと多岐にわたって勉強すべし。」

かなり心に響いた。

心のうちを見透かされているような気がして、なにか自分の考え方に問題があることがわかった。

丸二日間程自分に何が必要なのかよく考えてみた。

ちょうどそのとき、筆者の父親が仕事の話をしてくれた。

今統計学を使って他社と戦ってるだの、仕事のできる人間になるためはその人の専門+「付加価値」が必要だの・・・

そしてそのとき筆者の高校の先生が、筆者が高校時代に教えてくれた「たくさんの学問を学ぶ必要性」の図を思い出した。

准教授、父、高校の先生が言っていることが根本的には同じということに気づき、話が繋がった。



こんな感じの図だった気がします。

学問は根本では全て繋がっているという考え。

そして2つ以上の学問が被っている領域があるという。

例えば物理と化学が被っている箇所。

具体的には量子化学という、量子力学(物理)と化学を組み合わせた物性や化学反応を予測し理解する学問などがある。

これは物理も化学もできなければ理解できない。

このような2つ以上の学問が複合した領域が重要であり、いくつかの学問を組み合わせるとかなり広くそして深く応用的に 学問を理解することができるようになる、と。


たくさんの学問について知見を得なければならないと気づいた。

化学の範囲で言うと、有機化学だけでなく無機化学もできなければ筆者の今望む研究成果(有機半導体材料)は出ない。

さらに、これにはもちろん電子物理の知識も必要になってくる。

また、今考えている化学の領域だけでなく、もっと広い視野での学問的知見もないとこの先々新たなアイデアはでないだろう。

もちろん一生同じ領域を研究することは時代の流れが許さないため、そのときは他の分野でアイデアを出さなければならない。

だから、一見あんまり関係なさそうな学問でも、できるだけ広い範囲で学問的知見を得るように努力しようと考えた。

そのため今期取る授業を考え直した。


筆者の専門は化学である。

が、今期、電子デバイス工学、生命化学、そして統計学を取る事にした。

卒業所要単位がなんちゃらとかは考えていない。

自分により高い能力を付けるために、自分に必要な科目を持ってきた。

今まで数学から逃げていた自分がいたが、もう逃げない。

さらに、なんと経済学まで取る事にした。

人間社会で生きている以上、研究職でも企業就職でも誰でも必要な知見であると考えた。

もちろん教職系の科目も取っている。

この学問はすばらしく、実際教員として働くわけでなくとも人間として必要な能力(コミュニケーション能力とか)を養ってくれる。

こんな風に勉強することが広い学問的知識を持つ人間になるための第一歩になると考えた。

社会貢献のできる人間に。


今日(日付変わってるから厳密には昨日)、ちょうど上の図を教えてくれた高校の先生に会ったので、筆者がこのように考え いろんな科目を取ることにしたと言うと、

先生「お、やっと気づいたか。種をまいてよかった。教師は種まきする職業。いつ芽が出るかはわからないけどな。」


さあ人生がもっと楽しくなってきた!

しかし強いて言うなら経済の単位。

筆者、

「中学公民ですでにズッコケてる部類の人間」

であるのがさっそく不安の種だ!!(笑)
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