一般向け/高校生向け楽しい化け学
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生活の特徴上夜更かしばかりの筆者。
大学受験の頃から栄養ドリンクは欠かせないというあんまり良くない習慣を持つ。
栄養ドリンクのビンを飲んだついでにコレクションしてて、リポビタンD(大正製薬)やユンケル(佐藤製薬)等の有名どころから ビタシーロイヤル(常盤製薬)、新グロンビター(常盤製薬)等のちょっとマミアックなものまで飲んでコレクションしてます。
ユンケルは"医薬品"で素晴らしいが高い。
リポDとかチオビタ(大鵬薬品)は安いけど、"医薬部外品"なので相対的に効果は弱いかもしれない。 (ある意味あんまり変わらないが。)
個人的には新グロンビター("医薬品")が割合安くて一番良かったかも。
等など、栄養ドリンクネタは結構しゃべれる。
で、今日紹介するのは栄養ドリンクで有名なタウリン。
「タウリン1000mg配合!」のタウリンである。
タウリンは安いため、医薬部外品のリーズナブルな値段の栄養ドリンクによく使われている。
筆者は初期は1000mgのリポD等、満足できなくなってきて2000mgのチオビタ2000等、そして今日飲んだのは3000mgの勝々MAX(阪本漢方製薬)になり、もう薬物依存症みたいになってきている。(ぉ
ちなみにお気に入りの新グロンビターはタウリンではなく「生薬イカリソウエキス配合」である。
今日の分子 No.44 2-アミノエタンスルホン酸 C2H7NO3S
Jmolで描画
別名タウリン。
カルボキシル基がないためいわゆるアミノ酸ではないが、分子内にアミノ基と酸であるスルホ基を持つため"広義のアミノ酸"に分類される。
人間も生体内で生産しており、重要な役割を担っている分子である。
人間はアミノ酸のシステインから合成している。
ちなみにイカのうまみ成分らしい(スルメの表面に吹く粉の成分だとか)。
生物からの抽出のほか石油から採れるエチレンから大量に化学合成されている。
疲労回復作用があると言われ、栄養ドリンクに使わることで有名。
他に食品添加物として使われることもある。
大量に摂っても仕方ないが、不足すると結構困るらしい。
なお、人間は体内合成できるため原料となるたんぱく質さえ摂っていれば大丈夫だが、体内合成できないネコはタウリン自体を摂らなければならない。
だからキャットフードにはタウリンが配合されているとか。
◎ 参考
- 『パソコンで見る動く分子辞典』本間善夫, 川端潤著, 講談社(2007)
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