忍者ブログ
一般向け/高校生向け楽しい化け学
[105]  [104]  [103]  [102]  [101]  [100]  [99]  [98]  [97]  [96]  [95


×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。



またもや日付が変わっている。

現在深夜2時。

ややこしいですが昨日の出来事を「今日」と書きます。


今日は塾でヨウ素価やけん化価をやってました。

定義は教科書の通り。

大切なことは、けん化価から油脂の分子量が、ヨウ素価から油脂の「C=C」(二重結合)の数がわかるということです。

これらは有機化学と計算がくっついたものなので、意外と難しいと感じたりするようです。

が、ぶっちゃけ簡単です。

ヨウ素価は油脂100gに反応して反応するヨウ素のグラム数です。

油脂の分子量さえわかっていれば、ヨウ素価から

(油脂の物質量) = 100g/(油脂のモル質量)

(ヨウ素の物質量) = (ヨウ素価)/(ヨウ素のモル質量)

がわかります。

次にすることは

油脂1molあたり反応するヨウ素の物質量を求めること

です。

だから上で求めた値を使って、

(油脂1molあたり反応するヨウ素の物質量)
= (油脂の物質量)/(ヨウ素の物質量)

算出した「油脂1molあたり反応するヨウ素の物質量」は「油脂一分子あたり反応するヨウ素の分子数」なので、要するにC=Cの数です。

以上。

簡単でしょう?

太文字の部分さえわかってれば良いだけなんです。
PR
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
ブログ内検索
Twitter @Chemis_twit (管理人)
Copyright 放課後化学講義室 All rights reserved



忍者ブログ [PR]