一般向け/高校生向け楽しい化け学
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大学生も中間テストがあります。
昔はなかったらしいですが、最近の特に理系は中間テストをすることが多いらしいです。
今週は有機化学の試験があるので今日は一日勉強してました。
大学になると結構衝撃的な事実が出てきます。
例えば、アセトアルデヒドは酸性である、とか。
しかも塩基性でもある、とかとか。
アセトアルデヒドは代表的なカルボニル化合物である。(Jmolで描画)
特に今回はアセトンやアセトアルデヒド等のカルボニル化合物の試験です。
カルボニル化合物とは、アルデヒド-CHO、ケトン>C=O、カルボン酸-COOH等、>C=Oの部分を持つ化合物の事を言います。
また>C=Oをカルボニル基と言います。
ちなみに高校で習うアルデヒド基「-CHO」は大学ではホルミル基といい、ケトン基「>C=O」はカルボニル基といいます。
大学の先生たちは高校で習う「アルデヒド基」や「ケトン基」と高校の教え方をあまり好まないようです。
脱線しましたが、カルボニル基ひとつ取っても大学ではさらにたくさんの面白い性質が出てきます。
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ついに500hit!!
想像以上に多くの人がこのサイトを訪れてくれていて感動です。
みなさんこれからもよろしくお願いしますm(_ _)m
さて、今日もいつものように真夜中更新となっております。
生活サイクル上日付が変わるくらいの時間以降にしか更新ができないので・・・
だからブログに「昨日は・・・でした」という下りが多いですが、筆者本人的には「今日は・・・でした」という感じなのです。
現在深夜2時前。
今日はベンズアルデヒドとアセトンを反応させてジベンザルアセトンを合成する実験をします。
ChemSketchで描画
また実験の写真撮れれば掲載します。
今日(日付変わってるから厳密には昨日)は21時まで学校の図書館で一人で勉強していた。
数日前買った本;『有機ELディスプレイ』(オーム社, 時任静士ら著)を読んで結構奥深いところを考えていて、モヤモヤ考えながら19時過ぎに食堂に晩飯を食べに行った。
発光性ドーパントがどうのこうのとブツブツ、完全に注意がどこかへ行っているときにオーダー。
店員「ご注文を」
筆者「そば」(即答)
3秒後、(あ!!昨日もそばだった!!)
筆者はそばが大好きである。
しかしさすがに昨日もそばを食べたので、本当は今日はラーメンの気分だった。
条件反射は怖いものである。
何も考えずに「そば」と答えてしまった。
ま、大好きだから連続して食べても平気なんだけどね。
ちなみに、筆者はいつも店では冷たい浸け麺を頼んでいる。
というのも、残ったつゆを蕎麦湯で割って飲むのが好きで好きで、そのために食べに行くことさえあるのだ。
しかし学校の食堂にはこのサービスがない。
ぜひとも加えてほしいものだ。
さらにちなみに、蕎麦アレルギーの原因はそれに含まれるたんぱく質らしい。
筆者はアレルギー体質であるが、蕎麦は該当しなかったのでとてもラッキーであった。
自分の体にない外からやってきたたんぱく質を体の中のレセプター分子がキャッチして信号を送り、そして攻撃細胞がそれを攻撃し分解する。
外からやってきたたんぱく質は敵であるウイスルや細菌である可能性が高いので排除しようとする機構だ。
そしてこの攻撃が必要以上に起こり、自分の体もとばっちりを受けて破壊され腫れたりするのがアレルギーだ。
・・・と書いてみたが、専門外なのでよく知らない。
しかしこのような体の働きの分子認識と認識の伝達ネットワークはかなり高次で興味深い超分子システムである。
昨日・一昨日の話の流れから言うとこの前の実験に関する器具の紹介や分子の紹介をするところだけど、今日はハロウィンなのでちょっと脱線。
さぁ「ハロウィン」から化学を考えてみよう。
ハロウィンといったらどんなイメージが浮かぶか。
おそらくカボチャと仮装。
イメージカラーはオレンジ色と黒。
ではこのハロウィンの象徴である「カボチャ」と「オレンジ色」について化学しよう。
カボチャがオレンジ色をしているのは、中学の家庭科で習ったように緑黄色野菜であり、栄養素のβ-カロテンが含まれているからだ。
ニンジンやパプリカ等も緑黄色野菜で、その色の成分は同じくβ-カロテンである。
「え!?こんなのがオレンジ色の素なの!?」と思うかもしれない。
しかしむしろ筆者はこれを見たら「色つきの分子かな・・・」と思う。
それはなぜか。
分子を見てみると単結合と二重結合が交互に長く並んでいる。
このような分子を共役π電子系有機色素化合物といい、筆者の専売特許の分野だ。
このように交互に単結合と二重結合が長く並んでいる分子は或る波長の可視光を吸収するため色が付く。
(π-π*遷移による。理由は難しい。)
絶対に高校で習う色つき分子のp-フェニルアゾフェノール(別名p-ヒドロキシアゾベンゼン・4-ヒドロキシアゾベンゼン)も、よく見てみると単結合と二重結合が交互に長く並んでいる。
Jmolで描画
ジアゾカップリングで有名な橙色の分子。
化学は日常生活にいくらでも転がっている。
ハロウィンからでもこんなにまで連想できるのである。
皆さんも日常のいろいろな化学について考えてみましょう。
気がつけば2010年10月26日現在本サイト閲覧者数が延べ370人になっています。
昨日なんてなんと20人も来てくれました。
稚拙な文なのに結構見てくれる人がいて感謝です。
「アクセス解析」と呼ばれる自サイトへのアクセス状況がわかる機能があるのですが、それによると「スライム 原理」や「リンスインシャンプー 構造」、「ガス チオール におい」などで検索かけてくる人が多いです。
要するにいろんな人が日常の化学について疑問を持っているということで、筆者がその期待に答えれたのかもしれないと思ったらうれしいやらでもちょっと恥ずかしいやら。
これからも日常に潜む化学を解説していけたらなと思います。
・・・が、意外と忙しくて雑学ページを増やせない!!
学生は暇だといいますが、これが両極端で忙しい人(忙しくしている人)は結構忙しいです。
筆者は自分をできるだけ忙しくしようとしています。
忙しいということは、それだけ仕事の密度が高いということ。
すなわち人生の密度が高いということ。
ちょっと今はブログの更新で精いっぱいですが、今週末はちょっと開くからなにかアップできる・・・はず!
今も実は学校から更新中。
げ、時間だそろそろ行かないと!
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