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一般向け/高校生向け楽しい化け学
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明日が試験最終日です。

ところで帰宅の電車の中で、今日のテストで大いなるミスをしていることに気づいてしまいました。

どうやら筆者・・・

「1 + √2 = 3」

っというとんでも計算をしたようです・・・

テスト終わってしばらく経ってから気づくミスってありますよね・・・


ちなみにその科目は量子化学。

量子化学の計算式を眺めていると化学なのか数学なのかわかんなくなってきます。

全微分、偏微分、積分、4元2次連立方程式、行列・・・

連立方程式が無数の解を持つための条件で「行列式=0」とかいうのを数Cで習うじゃないですか。

当時あんなのいつ役に立つんだと思ってたらこーゆー時に役立つんですね。

しかし群論(なんかベクトル・行列の数学:分子の振動ベクトル等が算出できる)・・・

筆者はニガテです・・・


ちなみに明日の試験は高分子と計算化学。

計算化学はこのサイトに載せている3D分子モデルを計算・描画するWinMOPACというソフトを使う科目です。

とても便利なソフトで、実は3D分子モデルを作ると同時に生成熱や極性、分子軌道、電価密度等を計算してくれます。

これが分子軌道計算の力。



WinMOPACの計算例


もちろん筆者はWinMOPACが大好きで得意なので、今日の勉強は高分子の方へ集中します。

ちなみに手計算でもいくらか分子軌道を求めることができます。

っというのが今日の量子化学の試験でした。

が、非常に都合の良い形・電子状態の、しかも炭素数2、3個のもの(エチレンとか)でないとかなり困難です。

あぁ、つくづくパソコンって凄い!!
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未だテスト期間中です。

来週でテストは終わりです。

大学では期末テストが原則1週間、でも早くやる科目もあるので多くの場合2週間近く長引きます。

中間テストにいたっては、先生の気分のタイミングで行われるので 学期半ばは毎週何かの試験があるという感じで心にゆとりがありません。

今日は火曜日の機器分析学という分析化学の試験勉強をしていました。

用語の英訳、和訳を出すというので主に英・和の用語リストを作っていました。

Capillary Electrophoresisキャピラリー電気泳動
Photoconductive detector光伝導検出器
Matrix-Assisted Laser Desorption Ionizationマトリックス支援レーザー脱離イオン化法

等など

ちなみにトリックス支援レーザー脱離イオン化法は田中耕一さんが開発しノーベル賞を受賞した分析方法です。

という感じの勉強です。

では続きを勉強してきます。


今日、昨日筆者の正体を暴いてくれた人から励ましの言葉を頂きました。

あざっす!


今日もテストでした。

フェノバルビタールの合成法を示せとか問題出ました。



フェノバルビタール (Jmolで描画)


ま、余裕かな~~・・・っと言うことにしておきます。。。

ポジティブ思考で定評のある筆者です。


さてさて、今日はちょっと分子を3Dで見ることについてちょっとサイトの紹介をします。

このサイトに載せてある分子の3D画像も所詮静止画、わかりにくい。

もちろん筆者のパソコンでは表示させた3D分子を自由自在に回すことができるのですが、このサイト上でそれを提供するのは現時点(2011/2/4)では難しいです。

しかしネット上にはJavaスクリプトで3Dで分子が自在に見れるようになっているサイトがいくつかあります。

一度見てみればかなり分子の立体性がわかると思います。

基本的には筆者が使っているJmolという描画ソフトのweb版を載せています。

例えば・・・


◎ 丸善株式会社の著書「有機化学」のページ

インデックス
(構造式をクリックしたら3Dのウィンドウが開きます。)

特に

リストC

がわかりやすいかな?


◎ ボルハルト・ショアー現代有機化学(筆者も使ってる教科書)の原著のHP

インデックス

構造式なら

分子のリスト

の書いた上のリストの分子の名前をクリックするとウィンドウが開きます。

他にも反応をアニメーションで見れたりできて面白いです。

なお、一部のコンテンツはアカウント作らないと見れません。


上に紹介したコンテンツはフラッシュプレーヤーとかJava関連のプログラムなどがインストールされていないと見れません。

まあ皆さんのパソコンは大抵すでに入っていると思いますが・・・

もしなかったら上のページの下部分にあるリンクからインストールしてください。


で、今日起こった面白いことは、このサイトを書いてる筆者が誰だかわかってしまった方がいたことです。

まあ同じ大学の同じ学科の人だからバレようがなんだろうが良いんだけど、意外とわかるもんなんですねぇ・・・

詳細(?)はQ&Aのページにあります。


現在朝6時前。

バイトして、書類整理して、実験レポート書いて・・・

で、朝になってしまいました。


今日プレゼンだし・・・

プレゼンする実験でのベンズアルデヒドの蒸留操作で、やたらと黄色い謎な不純物が得られました。

コイツが何かわからなくて地味に困ってたんですが、さっき調べてたらどうやら試薬メーカーでの製造過程に問題があったっぽいことがわかりました。

っというのも、どうやら従来のベンズアルデヒドの工業的製法はトルエンの塩素誘導体からの合成のようなんですが、そのときにどうしても塩素が不純物として混ざるらしいです。(出典:明治大の論文)

で、純度が悪いという話です。
(その論文では高純度のものを得るための直接酸化が述べられていました。)

その塩素が悪さして・・・っと考えるのが妥当かなぁとか考えてみたり。

ちなみにベンズアルデヒドはこんな分子です。



ベンズアルデヒド (Jmolで描画)


そんなこんなで寝る時間が遅くなりました。

眠気眼のプレゼンにならないためにも後1時ほど寝ます。


5000HITです!!

なんと・・・まぁ・・・

ひたすら「有難う御座います」です。

これからも宜しくお願いします・・・


さて、昨日言ってましたが今日は有機化学の試験でした。

ちゃーんと全問解答してきましたよ(^へ^)

1時間半の試験だったのですが、結構余裕で残り20分の時点で残す問題1問となりました。

で、ゆっくりこの問題解いて・・・っと思ったら、なかなか苦戦。

問題は;

ギ酸エチルとアセトン

から、


シクロヘキサノン


↑この物質(シクロヘキサノン)を合成する方法を示せ。

ただし、

エタノール、ナトリウムエトキシド、酢酸エチル、ホルムアルデヒド、水、塩酸、水酸化ナトリウム、水素/パラジウム触媒

は自由に使ってよい。

・・・っという問題。


なかなかギ酸メチルとアセトンの反応の生成物にシクロヘキサノンを関連付けるのは難しかったですが、ギリギリで答えられました。

アルドール縮合、共役付加、ロビンソン環化、脱炭酸、アセト酢酸合成法変法、パラジウム触媒でのアルケンの選択的水素付加・・・・

っという反応を連続で使用する「パズル」でした。

時間ギリギリ、いやぁ危ない危ない。
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